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さらばアントワープ、くたばれ複雑ロード


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とか、言いましたが、今回のリサーチでは不十分なので、9月にまた訪れる予定です。

北へ! アムステルダム目指し、一路北へと向かいます。
来た時と打って変わり、全てのジャンクションをノーミスでクリア、もうサインボードもバッチシ
影を見ることもありません。
何という成長ぶりでしょうか。「乾ききったスポンジが水を吸うような」とは、まさにこういう様をいうんでしょうな。

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おっ、風車じゃん、そろそろオランダ国境だぜ、しっかし、新旧の風車が並んどるのは、絵づらとしてどうかいな


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「空港も近いぜよ!レンタカーは満タン返しじゃったのう」
イギリスもそうですが、こちらのスタンドには必ず、切り花、鉢植えの花が売ってあります。
聞けば、男性客が圧倒的に多いとのこと
「こっちゃの男は、花ででも、買って行かんと、家に帰れん訳でもあるんじゃろかぁ」

とか、言ってるうちに空港到着
「なんじゃぁ!まだ1時間ちょっとしか、かかっとらんぜよ、スタートの時は、何んだったんぜよ」Image223.jpg

11時間後、関空到着 午前9時 暑いなぁ、たまらんぜよ!
次女が大阪の大学に通っていますので、時間もある事だし、ナンバで待ち合わせ!関空→難波バス代2500円
おいしいうどん屋で娘と3600円 「パパァ~ 今月お金無くなっちゃったんだけど~」の一声で、10000円

ヨーロッパであれだけ辛抱して何と20000円も余してきたわしの努力は何だったんでしょうね!
帰り着いたときの残金は55円でした。

ああ! それから、無くした旅費ですが、ありました
出発の日は、朝5時の始発のバスで福岡空港に行かないと関空乗継が出来なかったので、朝3時に起きて
旅支度をしたために、持っていかないトランクの方に入れていたのです。
その日の朝にあわてて準備をするようなことは、良い子のみなさん、真似をしないでくださいね。


長い間くだらない話にお付き合い頂き有難うございました。今回の旅ばなしは、本当の体験談ですべて事実でございます。私はもとより、ジョンブルのスタッフもこんな程度で海外からの仕入れを行っております。過去20数年にわたり、失敗談も数えきれないほどにあり、ブログではとても書ききれませんので、ご容赦ください。
又、我々の体験(失敗)が、皆様の海外渡航の折の参考になれば幸いに存じ上げます。ご笑覧、有難うございました。
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なんとかヨーロッパのアンティーク仕入れの扉を開き、気分はちょっと晴れ晴れ、明日は帰国の途につきます。
ここベルギーは美食の国と呼ばれ、何を食べても美味しいですな。多分、このあたりは小さな国が密集しているので、昔から色々な国の食文化が交錯し、くせのない味付けになっていったんではないかと思われます。しかも調理は実に丁寧です。
今回はいけませんでしたが、ブルージュの街は小さなカフェがやたら多く、それぞれの店でつくられる手作りのケーキやチョコは絶品です。

もちろんアントワープの店みせも、それぞれの分野でレベルは高いと断言いたします。ヨーロッパは南の方が美味しいものがたくさんあります。北の方へも何度もいきましたが、スイスやドイツはまだしも、フィンランド、エストニアなど、食うものが限られてきますね。もちろんその国に住めば、それなりに情報も得られるので問題はないのですが、短期の旅行の場合は、当たり外れがありますよね。

イギリスに関しても旅行者の多くが、「食べ物が美味しくなかった」との話をしょっちゅう聞かされますが、どこで何を食べられたんでしょうかね?わたし的には、美味しいものだらけなんですが、情報の差ですよね。
たとえば日本を初めて訪れた外国人が、コンビニで、のびきった状態の、冷しそばと、冷たいおにぎりを買って食べ、国に帰ってから、日本食はまずかったと言ったらどんなもんでしょうかね。まぁ、極論ですが、、、、

イギリスはビールも美味しいですよ。ブルーリー(ブルワーズ)と呼ばれる酒造元が、日本の造り酒屋みたいに
各地方にあり、いわゆる地酒ならぬ、地ビールですよね。これをその地方のパブでドラフトビア(生ビール)状態で飲むと最高です。
余談ですが、明治初期、イギリスで経営不振に陥ったブルワーズをトーマス グラバーの仲介で、岩崎弥太郎の三菱が買収し、そのノウハウをもとに麒麟麦酒(キリンビール)が誕生します。

この季節のヨーロッパの飲食店は、気候が良いせいもあり、ノリ良くやっていますね。日本のレストランと、居酒屋が合体した感じですな、店主とお客が軽い冗談を飛ばし合いながら楽しい雰囲気を作り出しています。


それでは私の潜入リポ

夜の9時過ぎでこんな感じです

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ちょっと小さめのレストランがターゲットです。
「おつ、あったぞぉ、店主らしいオヤジが、お客とおしゃべりして盛り上がってるぞぉ」
イタリアンのプチレストランです。当然テラスの席をとり、だまって座る。周りに4組、オヤジが夢中で話してるのは、どうも言葉からしてイタリア人の旅行者、オヤジとイタリアの話で盛り上がっているんでしょうな。
店内の入り口にやたら美人のスタッフと奥のキッチンにコックが一人、総勢3名の小さな店です。

2メートル程先のオヤジに向かって声をかけます
「ハーイ、バンビーノ」一瞬イタリアングループが凍りつきます。
バンビーノとは日本語でいえば、見習い、丁稚、若僧のいみで使います。
ムツとした顔でオヤジが
「I am boss」(おれは店主ばい)
「ああそうかい、いやぁあんまり若くてルックスが良いもんで、バンビーノかと勘違いしたぜよ、こりゃすまんじゃったのう」一同大爆笑

「あんたはどこの人かいな」
「わしゃぁジャポネーゼじゃ」
「ジャポネーゼ! Oh ナカァータ、ハァンダ、ナカムーラァ フットボール」と大声を出すオヤジ
すると隣の席の明るい頭をした紳士が、流暢なイングリッシュで
「お前さん達サッカーの話は勘弁してくれよ、わたしはオランダ人なんだよ」
「マァ、残念だったわねー、私たちもオランダを応援してたのにぃ」とその又隣の母子、聞けばブルガリア人旅行者
「日本では、ブルガリアといえばヨーグルトとバラが有名ぜよ、それと女性は美人がよーけおるちゅう話じゃったが、今その話は事実じゃっつうこつを確信したがや」
「まぁ、有難とう 機会があったら日本にも行きたいわねぇ、でもどこにあるの」
こりゃぁまいったぜよ、しかしこれが世界のアベレージパースンかのぅ
「ここから東へちょこっと1万5千キロくらいじゃ」
「結構遠いのね」なぁーんて話をしていると、店のオヤジが

「セニョール、注文ばしてくれんね」
「ヴィーノ、ロッソ フレンチ(フレンチの赤ワイン)を頼むぜよ」
「セニョール、なんば言うね、ワインはイタリアンが美味かよ」
「ふ~ん、初耳だなぁ、イタリアもワインとか作るんかい?オリーブは知っとるけんど」と、とぼける
「セニョール、フランス人はなんでもパクリばい、フレンチ料理もあれはイタリアンの物まねですばい」
「そげん言うなら、まずテイスティングで持ってこんかい、ジャッジはわしがするきに」

さすがにオヤジ肝いりのワインはうまいです。
「オヤジ、グレイトぜよ、ファンタスティックなテイストじゃぁ、」
「マンジャーレ、タンジャーレ、スカパーレ、じゃぁ」(イタリアでは飲んで、食っている時が最高だぁの意味です)
もうオヤジの顔はクシャクシャになっています。


もうここまでくれば何を注文しても手抜きをされる事はありえませんね。
向こうのイタリア人のおばさんも大喜びしていますなぁ
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ちなみに、この皿のなかは、前菜のローストしたチキン、ポーク、ビーフのスライス盛り合わせと、塩漬けオリーブにさらに味を加えたもので、オリーブだけお代わりをしてしまいました。それにパンがめちゃくちゃ美味しく、もっちりとしているがフランスパンみたいにまわりが固くなく、これとワインだけで十分すぎるくらいです。
最後はオヤジお奨めのパスタで仕上げ、カルボナーラ風なのですが、これがサラッとしていて美味しかったです。

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頭の明るいオランダ人の紳士、わしがオヤジと馬鹿話をしているとすぐ上品で真面目な話に話題をかえるKYな奴でした。

明日は最終回、帰国編です。








日本語、馴れた道、カーナビゲーション、これが無いなかで、さぁどうするんでぇぃ!

今日も晴天、気温22~25℃、ヨーロッパの夏は最高のコンデション、梅雨の真っ最中の熊本の皆には申し訳ないような日和の毎日です。3~5月日本、6~8月ヨーロッパ、9~11月日本 12~2月ハワイ、こんな生活が出来たら最高でしょうね! お~っとっと、そんな夢より、今は現実の壁に立ち向うことぜよ。

昨日までの経験からすると、街中は動きにくいので、今日は思い切ってベルギーとフランスの国境沿いのエリアを目指します。しかしすぐさま方向が分からなくなり立ち往生!う~ん、どうやったらうまく目的地方向に行けるんカなぁ~! 昔の船乗りは、星の位置で現在地や目的方向を確認しとったらしいがのぅ、今は朝だしなぁ~

ムムツ、ちょっとまてよ、アントワープを起点として考え、車の向きが分かればええんじゃないかぁ、自分がどっちに向いているかはを確認するには、影をみればわかるんじゃ! そうかぁ!影を見るんじゃぁ
そうすれば地図を見て現在地の確認もできるぜよ!進行方向さえ分かれば、後はルートナンバーにのって行けば、簡単に目的地に行けるがぜよ!

長かったぁ、丸2日かぁ~ わしゃぁついに克服したぜよ
現在地と進行方向がわかったら、とたんに標識の字も何となく分かるようになり、愛車ベンツ君との息もぴったり
ひらめきから30分後には、最初の目的地へ到着


あるある!なんだってあるがじゃ
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ここから先はご覧の通り、フランスにも侵入し4か所を4時間でまわりました
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あらかたの商品価格のリサーチ、コンテナのパッキングチャージ、他所からのコレクト(集荷)費用の詳細と、色々な打ち合わせも出来ました。次回もイギリスの帰りに寄って、さらにリサーチを行い、来年からは、本格的に
コンチネンタルヨーロッパのアンティークも買い付ける予定です。
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「レストラン遊び」へ続く





昨日の失敗に反省し、ホテルのフロントで、アントワープの地図をゲットしました。そして粗方の道路図を頭にインプット、念のため、ホテルスタッフに本日の訪問先を地図上にマークしてもらいました。聞けば、全て15分から30分程度で行けるとの事でしたので、今日は、まずアントワープの近場を3軒まわり、その後ブリュッセル、時間があればブルージュも回ろうと計画。


昨日とは、どえらい違いですなぁ~ やたらと人が多いぜよIMG_6510.jpg

こんなバスも走ってたんですね。きのうは見る余裕もなかったけど!

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しかし、その余裕もあっさりと吹っ飛びました


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この電車は路線が網の目のように、街中を走っていて、線路はまっすぐ横切るか、左折のみ、
地図を見ながら目的地に向かっても、肝心なところで、逆方向へ曲がらなければなりません。

そして地獄の進入禁止、止まるスペースなし、やたらと急ぐ車、車、現在地の確認不可状態
なんとか道路の隙間を見つけ、地図で現在地を確認している時にポリスがきたので、「良かったぁ、おまわりさん、チョット道を教えてもらいたいですけど!」

「ここはバスストップ、車をすぐに出しなさい」
「ちょっ、ちょっと待ってつかぁさい、わしは旅行者で道に迷っているんじゃが」
「しかもあんた歩道に乗り上げて、自転車専用道路もふさいでいますよ。罰金の100ユーロを支払いますか
すぐさま車を出しますか」
「出るわい、出ちゃるわい」

そんなかんなで、またまたエンドレスのメリーゴーランド! わずか15分の距離を2時間以上かかって、やっと目的地周辺へ、そこはアンティーク、エクスポーターズと言う所で、ネットで見ると、やたらドデカイアンティーク屋の雰囲気、しかし近所の人に聞いても誰も知らない、
通りの名前は確かに合っている、何度も何度も、通りを行ったり来たり、道行く人、バス停に座っている人に聞くこと30人以上、あっという間に、またもや2時間経過、そして郵便屋さんを発見、ハウス番号を見てくれて、指示どおりに行くと、小さな2階建てのビルのテナントで、アンティーク、エクスポーターズのプレートを発見!
2階に上がると、本日休業の札「アチャァ~」、隣のオフィスの人に聞くと「ああ、彼はアンティークの販売じゃなく、輸出のサポートをするブローカーですよ」

「なんてこったい!全く意味のないところに来るのに、5時間も使ってしまった、くっそ~ くやしいぜよ」

気を取り直して、次の目的地へ向かう
しかしさっき同様、仲々見つかりません。誰に聞いても、分からない、知らない、存じません、
こりゃぁ、どうしようもないがぜよ」「どうしたらええんじゃぁ」

時間は夜8時、1日かかって何の収穫もなし、トホホ



ホテルから、ほど近い観光名所のアントワープドック(港)Image201.jpg

こりゃ黒船ならず、白船じゃのぅ
大河ドラマの龍馬伝で、千葉道場をでたあとの坂本龍馬が、乙女姉さんに手紙を書き
「姉やん、わしゃぁ日本を変えちゃると言って土佐を飛び出したけんどぉ、まぁ~だ、何ぁ~んも出来ちゅらんぜよ!わしちゅう男も、こげん程度かや、どうすればええんじゃろかぁ」との、くだりがありましたね。
まさに同じような心境ですなぁ

わしも乙女姉やんじゃないけんど、よーこ嫁にメールを書いたぜよ
「よーこ、ヨーロッパで新しい取引先を軽く10軒は作るっち、なんてぇどできゃぁ口たたいてきたけんどぉ
二日たってまだ一軒もぉ出来ちゅらんぜよ。探す事すら出来ちゅらん、わしゃぁ、何しに来ちょるんじゃろか、
アンティック屋を20年もやっとるちゅうて、熊本ぐらいで、でかい顔しちゅーがぁ、所詮わしの実力なんぞ
こんなもんぜよ、おんしと、社員にゃぁ無駄金使こうち、申し訳ないぜよ」

よーこ返信
「元気だしなさい、ヨーロッパで仕入れが難しいと分かっただけでも収穫じゃないの!又、次があるでしょ」
なんちゅうええ嫁じゃぁ こりゃぁ、わしも最後まで投げだせんがじゃぁ よーし明日はとことんやったるぜよ

じゃぁ腹も減ったし、飯でも食いにいくかぁ!  おぅ!そうじゃアントワープはムール貝が名物じゃったのぅ

ベルジャンビールと、赤ワインにもバッチし合うしね。
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これがムール貝、こちらではムール、シェルとか言っても全く通じません MOSSELマッソウと発音します。
野菜と一緒になべで蒸し、手前の、若干酸味のきいたタルタルソースをつけていただきます。奥のフライドポテトは、なんとマヨネーズをつけます。オランダやベルギーのマックに行くとケチャップの代わりにマヨネーズがでてきますよ!
しかしベルギーのビールは美味いですなぁ
しかも、なべ一杯のムール貝、100個くらいあるかも
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本日のお会計 マッソウ、4ビア、2グラスワイン 28ユーロ(約3000円)はグッドです
長い1日じゃったのぅ! マンチェスターで朝7時に起き、8時の電車で空港、かれこれ15時間もウロチョロしとったんかぁ、ハワイを往復出来た時間くらいのロスタイムぜよ。それにしても腹が減りました
3時ごろサービスエリアでのサンドウィッチとコーヒーが、今日の唯一の食事だったけのぅ。しかし5ユーロは高けぇんじゃないやろか? おーっとっと、今のわしはセレブじゃった、そんなコマイ事言うちゃいかんぜよ。

まつ、とにかく、飯じゃ、めしじゃ!

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この時期のヨーロッパは、夜11時位まで明るいのですが、全く人がおりませんなぁ


アントワープ中央駅もこんな案配です!(日本でいえば博多駅に匹敵する位の規模なんですが)

もう歩くのもかったるいし、たしかホテルの近くに、まだ明かりのついた、フレンチかイタリアンか、よう分からん、
小汚い店があったのう


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ご覧の通り、お客ゼロ、従業員は奥にかたまって、ビール飲みながら、小~まいテレビを見ちょるが!わしが入ってきても、見向きもせんぜよ。 「おーい」

イヤそうな面(つら)を満面にたたえた従業員が渋々ときたので
「Can I get any meal?」何か食いもんあるかい? やはり通じない! こりゃボデーアクションの会話になりそうじゃわい !
はっはっはっ!それも楽しそうじゃないかい!

(残念ながら、ブログを見られてる皆様に様子をお伝えする手段がありませんので、自分なりにご想像ください)

「まずはビールたい、ビア、ビア、ベルジャンのビアば、持つてきてくれ」
「それと、ブレッド、ブレッドたい」
「シー、シー」
おつ、こいつはスペイン人か、イタ公ばい、フレンチならウィ、ウィとか言うとるけんなぁ!

で、持ってきたのがこれ、こぎゃんパンは初めて見たぞ、何か、こん薄さは、紙んごたるばい、しかも、まずかぁ
味もそっけもなかねぇ、こんなの食うとは、ギリシャ人か、トルコ人だろうたい。(行った事はないのですか、まっ、雰囲気、ふんいき、ってぇとこで)しかし一緒にきた オリーブの塩漬はかなりうまい!(特にブラックオリーブの方)
結構いけるじゃん!パンもオリーブと一緒に食べると、なかなかマッチングー!(寒っ)
なるほどねぇ~!いっしょに食うのかぁ~  なっとく、なっとく

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しかし、メイン料理は、メニューをみてもさっぱり分からず、手をバタバタさせて
「チキンばくれ、鶏(にわとり)たい、チキンなら何でんよかばい!オーブンで焼いてくれんか。」
「シー、シー」と向こうも、手をバタバタさせて、分かったような雰囲気
で待つ事30分、出てきたのが何と  ギョェー
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こっ、こらぁカエルたい  怒髪天を突く
「オイ、アミーゴ、貴様ぁ、どうゆうこっじゃい、わしゃこぎゃんとは頼んどらんぞ」
「店主呼べ、オヤジをすぐさま連れてこいっ」只ならぬ雰囲気にそそくさと現れる店主

「ヘイヘイ店主でおます、旦那なにかございやしたか?」
「どうもこうもあっか、貴様ぁ、チキンを頼んで、なんでカエルが出てくっとかぁ」
(手を重ねてカエルのピョンピョンの動作をいれる)
「下郎、拙者を愚弄すると捨て置かんぞ」(馬鹿かぬしゃぁ、くらわすっぞ)と、どうせ分からんので日本語で悪口雑言を浴びせるわし

「旦那、こりゃぁ、バードでおます、バード、バード」と、手をバタバタさせながら繰り返すオヤジ
「ほんなこつかい、どう見てもカエルにしか見えんばい」
「セニョール、イート、イート」多分、食ってみてくれと言ってるんだろう。

しょうがない、腹を決めて一口かじる
 
うっ、旨い、旨かぞこれは
これはウズラの丸焼きたい


しかも表面はパリッと香ばしく、中はジューシー、この焼き方は、最初にオーブンを熱く熱しておき、高温になったところで材料を入れないと、この仕上がり具合は出ません。しかも塩コショウをしてしばらく置かねば、調味料だけが焦げてしまいますからね。
それで時間がかかったのかぁ!
「見事だぞオヤジ、ナイスだオヤジ、グッド、グッドな料理バイ、これは」
重苦しかった店内がやっと和んだ雰囲気に変わりました。


と、そのとき奥のテレビ軍団大歓声

「ホーランドゥッ、ホーランドゥッ!!」「イスパーニヤ、イスパーニヤ」

この時、すべてがつながり、理解できました。今日はワールドカップのファイナルゲームオランダ対スペインの決勝戦の日だったんですね。
それで街に全く人がおらず、お店も早じまい、そー言うことだったのか!ヨーロッパのサッカー熱は日本とは比べ物になりませんなぁ 
結局お店の連中と一緒にサッカー観戦と相成りました。7名のうち、5人がオランダ、2名がスペインの応援
ジャポネーゼはどっちだと聞くんで、まぁ日本が惜敗したオランダかな、と返事、するとスペイン側の2人が
「イスパーニャ、イスパーニャ」と叫びます。こっちではスペインと言わずに、昔風にエスパニアと言ってるんですね。いやいや勉強になります。そして特にわしは早とちりをなくす修行もした方が良いみたいですなぁ

試合結果は皆さん御承知の通り、イスパーニャに軍配が上がりましたが、帰り際、「オヤジ、計算してくれ」と言うと「12ユーロでおます」(1320円)
「オイ、そら安かぞ、ビアもたらふく飲んだバイ」
「ビアフリー、ビアフリー、ホーランデュ、ホ-ランデュ」
多分、一緒にオランダを応援してくれたから、ビール代はいらないよ、と言ってくれてるんだと自分なりに解釈し
20ユーロを渡し、「Keep your change 釣りは取っといてくれ」と店を出て、ホテルへ

いやぁ、厳しくもあり、楽しくもありのヨーロッパ初日でした。
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